2014年 06月 28日
絵は人を写す鏡。 線と色、筆の運びで、その人が何となく見えてくる。 ルノワールの明るい色彩が年代によって移ろいゆくのは、心境や体調の変化に合致する。 写真は違う。機械が撮るものだから誰が撮っても同じ。 まして人の感情が出るものではない。 わしはそう思っていた。 でも・・・自分の写真を見て「やさしそう」「暖かい」と感じてもらえることがあり それは何なのかと考えたとき、気づいたことがある。 ライカも人を写す鏡なのではないか。 レンジファインダーだから、機械式だから、フィルムだから。 理由はよくわからない。総じて「ライカだから」と言うしかない。 人は、ライカの写真に捉われる。撮った人の感情が見えるから。 ライカは人を呼ぶ、と聞いたことがある。 それって正しくは「ライカで写された写真から浮かぶ人物像に対して、 他人が共感を得て、つながりができる」ことを言うのかもしれない。
by harurei
| 2014-06-28 16:11
| カメラ雑感
|
Comments(4)
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wakuwakuwakahono at 2014-06-29 21:40
こんばんは。
harureiさんのお写真は、いつも見ていて心の中が 温かくなったり、楽しい気持ちになったりという感じになります☆ 写真を撮られる方の感受性そのものなのかもしれませんね(^^) これからも楽しみにしています。
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harurei at 2014-06-29 21:58
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harurei at 2014-06-30 23:28
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