2014年 10月 03日
わしは美術館で絵を見るとき、鼻がつくほど近づいて筆跡を探る。 生で見る絵には厚みがあるからだ。 白いキャンパスに引かれた線の器。感性の色。 彼女とカメラと彼女の季節のサイン会のあと わしはブログ仲間のモトシさが参加している写真展に向かった。 雑居ビルの3F、写真が静かに並んでいる。 端には写真談義をしている人たち。 奥には椅子に座り1枚の写真を見つめている女性がひとり。 わしは左から順番に写真の前に立ち、心を向けていく。 気になった作品は、絵と同じように近づいて 筆跡、いや写跡をなぞってみる。 もちろん塗り重ねたような厚みはない。 でも熱みたいなものがある。 意志が焼かれた感じ。露出具合ではない何か。 それが面白くて何枚もなぞった。 うまく説明できないけど、とても刺激を受けたんよ。 まだ開催中なので興味ある方は寄ってみてほしいな。
by harurei
| 2014-10-03 00:07
| カメラ雑感
|
Comments(5)
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iyim2012 at 2014-10-03 05:48
大昔、油絵とかも描いていたけど、やっぱり観る方が好きで、絵画展写真展もたまに行きますが、大体は構図とか見るために距離をおいてたけれど、なるほど、そういう見方もあるのね。
鼻がつくほど近づいて筆跡や写跡を探る… 違ったものが見える気がします。 今度、試してみたいです。
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yuraricoco at 2014-10-03 06:40
harureiさま
大変申し訳ないのですが ・・・↑の私のコメント消してください 文字入力する時・・・あっといれると(ありがとうございます)と勝手にもじがでてくるんです・・・・PCになれてないもんで(;_;) 私も美術館とか 写真展とかに行けば 目に止まった物は 「そこまでちかづくか?」とか「じろじろ見過ぎやで」なんて言われる位みますね 全体からとか近くからとか・・・。
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harurei at 2014-10-03 15:26
>ユミさ
離れたり近づいたり、いろいろできるのが生鑑賞のいいところだと思うんさ。印象派の絵なんて一見緻密なのに近くで見ると相当大雑把に塗られているのが不思議で仕方ない〜 >yuraricocoさ 文字間違いは慣れていてもあるあるw 相当近づいているねー! わしは前見て後ろ行って、最後に眼鏡を外して見てようやく満足する感じw
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モトシ
at 2014-10-05 00:13
x
改めましてありがとうございました!
今回はほとんどがバルナックだったのでバルナック時代の集大成的な(^_^)v
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harurei at 2014-10-05 06:52
>モトシさ
バルナック時代後半って感じだよね!Mもいいんだけど、わしは最初見たときの印象が強いのでバルナック時代が特に好きじゃあ(^o^) |
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